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開講年度 2022年度 登録コード G2B55109
授業名 伝えておきたい数学ゼミ
Selected Topics in Mathematics
担当教員 片長 敦子 副担当  
講義期間 後期 曜日・時限 木3 講義室 共通教育23講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 演習 備考  
授業で学べる「テーマ」 その他
授業で扱う「志向」(本学で重点的に育成するマインド) その他
全学横断特別教育プログラム
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業のねらい授業で得られる「学位授与の方針」要素
・【2020年度以降カリキュラム対象】学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力
【授業の達成目標】
・数学および数学史について理解できるようになる.また,未解決問題に触れることで,発展し続けている数学を体感できるようになる.
【授業のねらい】
教養としての数学や数学史の知識を身につけ,数学がどのように発展してきたかを理解することにより数学に対する知的好奇心を高め,数学を俯瞰できるようになることが大きなねらいです.
円周率を用いたグループワークでは,自分の計算結果や考え方を異分野の人にも理解してもらえるように数学的言語能力を磨きます.さらに,発表することで大勢の人に数学を伝えるためのプレゼンテーション能力を身につけます.
また,無限の概念を通して人間の直感が怪しいものであることを知り,数学の美しさとは何かについても一人一人が考えられるように思考を深めます.
(2)授業の概要教養数学として「伝えておきたい数学」をいくつか選び,古典的な内容から最先端の内容まで幅広く紹介します.
また,円周率についてグループワークを行い,高校数学では扱われていない数学にもチャレンジします.
最後に,履修者全員で数学ビブリオバトル(数学の本の知的書評合戦)を行い,数学チャンプ本を決定します.
なお,履修者の理解度に応じて内容を変更します.
(3)授業のキーワード数学,グループワーク
(4)授業計画1.ガイダンス 100人の数学者
2.数学史 
3.和算 関孝和
4.素数 リーマン予想
5.円周率 グループワーク
6.円周率 グループ発表
7.オイラーの公式 人類の至宝
8.オイラーの公式 無限級数
9.無限の不思議 有限と無限の違い
10.無限の不思議 集合の濃度 (レポート締切)
11. 数学研究からトピック1
12.数学研究からトピック2
13.未解決問題 ギリシャの三大作図問題(レポート発表者決定)
14.優秀レポート発表会
15.数学ビブリオバトル (授業アンケート実施)
(5)成績評価の方法レポート50%と発表50%で総合的に評価する.
(6)成績評価の基準その水準にある:自分が調べたことをレポートにまとめたり,発表ができる.
やや上にある:発展した内容を調べてレポートにまとめたり,発表ができる.
かなり上にある:自ら深く思考した事をレポートにまとめたり,発表ができる.
卓越している:独自の新しい結果をレポートにまとめたり,発表ができる.
(7)事前事後学習の内容事前事後学習:講義で紹介した中から,もしくは自分が面白いと思う数学を一つ選び,深く掘り下げて勉強して下さい.

※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って,60時間以上の時間外学習が必要となります。
(8)履修上の注意文系・理系を問いません.
(9)質問,相談への対応随時対応します.研究室は全学教育機構北校舎3Fです.
【教科書】指定しない
【参考書】指定しない
【添付ファイル】 なし



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