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開講年度 2024年度 登録コード G2B50710
授業名 ライフクリエイター入門講義
Life Creator Theory
担当教員 丸橋 昌太郎 他 副担当 林 憲一
講義期間 前期 曜日・時限 月5 講義室 経法第1講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 講義 遠隔授業科目 備考  
信大コンピテンシー [説明] 該当
授業で学べる「テーマ」 地域運営、多文化協働、キャリア
全学横断特別教育プログラム ライフクリエイター養成コース
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力・対話を通じて多様な専門分野の者と協力し、目標実現のために方向性を示すことができる ・多様な情報を適切に取捨選択し、分析・活用できる
(2)授業の概要現在第3次AIブームと言われる中で、我々は知らず知らずの間にAIに囲まれて暮らしている。ビデオ配信サイトでは自分が次に見たいと思うビデオを推薦してくれたり、ニュースサイトでは自分が知りたい記事が予めまとめられている。近い将来には面倒な家事はAIを搭載したロボットが代わりに行ってくれるようになり、自動運転車に行先を告げるだけでどこへでも行けるようになるだろう。我々はAIが用意した自分にとって心地よいモノで満たされた空間でますます便利に生活するようになる。しかしAIが自分にとって心地よいモノだけを選別して提供してくれるために、自分の意見と異なる人の考えに思いが至らなくなる恐れがあるのではないだろうか?我々は日々スマホを通して世界を見ている。AIが並べた情報をスマホを通して見た世界は真実だろうか?
これから長くAIと共に暮らすことになる我々は現代AIがどのような仕組みで動作しているのかを理解する必要がある。このコースでは現在用いられているAIの基礎的な考え方や応用事例を学び、現代AIがどのように利用されているか、また現代AIの課題を考えながら、AIに振り回されず、各学部それぞれの専門分野で、人生を切り拓いて行くにはどのようにすればいいのか、について様々な観点から考えていく。またこの授業では生成AIを積極的に活用してレポート作成などを行う。
(3)授業のキーワードグループワーク
コミュニケーション
課題発見・解決
論理的思考
AI
人工知能
生成AI
(4)授業計画実施回        講師                                                担当
第1回        ガイダンス                        林憲一.丸橋昌太郎
第2回        現代AIが可能にしていること(1)        林憲一
第3回        現代AIが可能にしていること(2)        林憲一
第4回        AIの定義と歴史(1)                林憲一
第5回        AIの定義と歴史(2)                林憲一
第6回        現代AIの仕組み(1)                林憲一
第7回        現代AIの仕組み(2)                林憲一
第8回        AIと知財戦略                        林憲一、玉井克哉、丸橋昌太郎
第9回        AIと法・倫理                        林憲一、梶谷篤、丸橋昌太郎
第10回        AIと公平性・倫理(1)                林憲一
第11回        AIと公平性・倫理(2)                林憲一
第12回        AIとスタートアップ                林憲一、ゲスト講師(スタートアップ起業家)
第13回        AIと職業(1)        林憲一
第14回        AIと職業(2)        林憲一
第15回        まとめ、授業アンケート        林憲一

※すべての回において、授業内で小テストを行う。
※順番等は入れ替わる可能性がある。初回ガイダンスで示す。
(5)成績評価の方法上記達成目標に到達しているかどうかをはかるため、各授業に対する小テストを実施します。また全講義終了後に「 AI と共に生きる時代にどう人生を切り拓くか」についての数百文字のレポートを実施し、これらに基づき評価します.配分は小テスト約 70 点、レポート約 30 点とします。
(6)成績評価の基準試験やレポートの水準は、次の通りである。
必要最低限の知識と考え方を身につけており、授業中に示される事例の問題点を指摘できるようになれば、授業の達成目標に達したといえる(60~69点)。過不足のない知識を身につけ、授業中に示される事例を理論的に分析できるようになれば、水準よりも上回る(70~79点)。十分な知識を身につけ、授業中に示される事例を理論的に分析でき、解決まで考えられればさらにその水準を上回る(80~89点)。それ以上の理解・分析・解決ができ、実生活で実践できれば卓越している(90点以上)。
(7)事前事後学習の内容事後的な復習が強く求められる。参考文献等は適宜授業内で示していく。
(8)履修上の注意小テストに、携帯電話(スマートフォン)もしくはPCを利用するので、各自準備して、持参すること。
全学横断特別教育プログラム「ライフクリエイター人材養成コース」を選択する学生は、必修科目であるが、そうでない学生も受け入れる。同コース選択希望の学生を優先し、その空き定数において、その他の学生を受け入れる。希望者が多い場合には、その他の学生を対象に抽選を行う。
(9)質問,相談への対応授業内もしくは授業後に受け付ける。
(10)授業への出席毎回小テストやグループワークを行うため、出席できないと単位習得は難しい。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充オンデマンド配信により対応する。
【教科書】指定しない
【参考書】指定しない
【添付ファイル】 なし



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