(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力 | ⇔ | ・講義を通じ、様々な科学の話題について考えて理解を深めることで、応用生物科学的なものの見方ができるようになる。 |
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(2)授業の概要 | 繊維学部応用生物科学科の教員によるリレー方式の講義を開催する。 毎回、担当教員の専門分野におけるトピックスや自身の研究成果に関する1年次生向けの講義を受け、応用生物学的な視点を涵養する。毎回、授業の最後に小テスト等に取り組み、内容理解度を確認する。実施方法は担当教員ごとに異なるので、それぞれの指示に従うこと。 なお、第2回の森脇教授は自治体職員としての環境対策の経験を含めて、第13回の松村教授は地方自治体での農作物の品種育成およびその技術開発の経験を含めて、それぞれ講義を行う。 |
(3)授業のキーワード | 応用生物 生物の利用 生物学研究 |
(4)授業計画 | 第 1回 林田 ガイダンス 第 2回 森脇 生物資源で環境浄化 第 3回 田口 生物は巧みな合成屋 第 4回 白井 昆虫に学ぶ生物学 第 5回 林田 未来形の作物 第 6回 平林 病気を伝搬する昆虫類 第 7回 新井 タンパク質:生物が創るナノマシン・ナノマテリアル 第 8回 保地 キーワードで学ぶ生殖工学 第 9回 塩見 里山に蠢く生き物たちの感覚生理学 第10回 野川 キノコの不思議 第11回 梶浦 カイコの応用生物学 第12回 山本 様々な環境における微生物の働き 第13回 松村 ゲノム科学とその実用的な利用 第14回 野村 生体内機能性高分子: タンパク質の利活用について 第15回 堀江 新しい育種技術の開発と食糧生産(授業時間の最後に授業アンケートを行います。) |
(5)成績評価の方法 | 毎回の小テスト等の成績を各回の担当教員が評価し、その合計により評価する。 期末テストは行わない。 |
(6)成績評価の基準 | 授業目標の達成度を測るため、以下の基準で評価する。 ・生物の機能や仕組みに関する講義の内容を理解して小テスト等の設問/課題に答えているか。 毎回の小テスト等の結果から判断して、授業内容の概要が理解できていれば『その水準にある』、理解が普通であれば『やや上にある』、よく理解できていれば『かなり上にある』、とくに理解内容が高く評価できる場合には『卓越している』とする。 |
(7)事前事後学習の内容 | 毎回の講義終了後、講義内容を整理すること。また講義内容に関連した情報を自ら収集し、考える習慣を身につけること。
この授業は90 時間の学修を必要とする内容です。従って、60 時間以上の時間外学習が必要となります。 |
(8)履修上の注意 | ・初回(4月10日)のガイダンスで受講者を決定するので、受講希望者は必ず出席すること。 ・成績は、各回の小テスト等の合計成績で評価し、期末テストは行わない。欠席するとその回の点数は0点となる。そのため、欠席回数が増えると単位修得が困難となることに注意すること。また、小テスト等を提出しない場合も、その回の点数は0点となる。 |
(9)質問,相談への対応 | できるだけ講義時間中に各担当教員に質問すること。 さらに質問がある場合で、担当教員のアドレスが分からない場合、代表者 堀江までメールで問い合わせてもよい(horie@shinshu-u.ac.jp)。その際、講義日時と担当教員名も忘れずに記載すること。 |
(10)授業への出席 | ・授業の出欠は出席確認システム、および小テスト等(担当教員によって異なる)で確認する。 なお、授業開始から5分以降は遅刻、30分以降は欠席扱いとする。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 学修の補充の対象となる事由により出席できない場合は、共通教育履修案内に掲載されている方法により、補充を受けるための申請を行うこと。 |
【教科書】 | 指定しない。 必要に応じて資料等を配布する。 |
【参考書】 | 平林・白井 編, 応用生物学入門, オーム社, ISBN 978-4-274-20974-1, 2010年発行, 2520円 |
【添付ファイル】 |
なし |