(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力 | ⇔ | 我々がこれまで直面してきた,あるいは今後直面するであろう問題に対して,化学や材料科学がどのように関係するかを理解できるようになる。 |
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(2)授業の概要 | 繊維学部化学・材料学科の教員が最先端の研究を交えながら,化学と材料がどのように進歩し,世の中に貢献してきたか,また今後どのように発展し社会に貢献していくと期待できるかなどの将来像を講義する。
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(3)授業のキーワード | 繊維・ファイバー,生命科学・環境・エネルギー,分子機能,機能材料
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(4)授業計画 | ※原則としてeALPSを経由したオンデマンド遠隔講義として提供します。 ※都合により順番が入れ替わることがあります。 第1回目 4月10日(概 要)化学・材料領域全体の俯瞰 第2回目 4月17日(杉本 渉)3秒でスマホを充電! 瞬間充放電を可能にする科学技術 第3回目 4月24日(木村 睦)色素で彩る未来社会
第4回目 5月1日(福長 博)燃料電池による水素社会で究極のエコが実現される? 第5回目 5月8日(市川 結)電気を流す・電気で光る!有機エレクトロニクスの基礎と最前線 第6回目 5月15日(浅尾直樹)環境問題に役立つナノファイバー 第7回目 5月22日(西井良典)生物活性物質の深い話:ホルモンとフェロモン 第8回目 5月29日(佐藤高彰)ソフトマテリアルの機能・ミクロ構造・ダイナミクスの関わり 第9回目 6月5日(野村泰志)光と化学のはなし 第10回目 6月12日(後藤康夫)安心・安全社会を支える高性能ファイバー 第11回目 6月19日(渡邊真志)各種材料からなる折り紙 第12回目 6月26日(荒木 潤)木材から生まれた繊維で自動車の車体を!ナノセルロースの世界 第13回目 7月3日(大川浩作)生物由来の高分子材料について 第14回目 7月10日(宇佐美久尚)未定 第15回目 7月24日(ま と め)最終課題/授業アンケート |
(5)成績評価の方法 | 毎回の授業の際に課題を課す。また,最終回(第15回)は振り返りのまとめとして全体を通しての課題を課す。これらの課題で成績を評価する。 毎回の課題80%,最終課題20%とし,例えば次のような基準に従って判定する。 (1) 繊維・ファイバー,生命科学・環境・エネルギー,分子機能,機能材料などに関する基礎的な事項を理解し,我々がこれまで直面してきた様々な問題に対して,化学や材料科学がどのように関係するかを説明できる。 (2) 今後我々が直面するであろう持続的な社会的構築などの様々な課題に対して,化学や材料科学が今後どのように進歩・発展すると期待できるかを説明できる。
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(6)成績評価の基準 | 毎回の授業の際に出される課題に対して、自分の知識や経験に基づいた考えを述べる。 講義内容をある程度理解できていれば「水準にある:可(C)」,内容を正しく把握できていれば「やや上にある:良(B)」,内容を自らの言葉で十分に説明ができるレベルであれば「かなり上にある:優(A)」,講義内容を発展させ自らの考えも展開する力があれば「卓越している:秀(S)」。 講義内容の理解が不十分な場合は「水準よりやや下にある:不可(D)」,講義内容のほとんどが説明できない場合は「授業の達成目標の水準にない:不可(F)」とする。 |
(7)事前事後学習の内容 | ・授業ごとに課題を課すので講義終了後に講義内容を振り返り理解度を深めること。 ・最終第15回目は全体を通しての課題を課すので,毎回の講義ノートなどを手元に用意しておくこと。 ・最終第15回は授業アンケートを実施する。アンケートを通して自己達成度評価も振り替えること。 ※60時間以上の時間外学習が必要となります。 |
(8)履修上の注意 | (遠隔講義受講上の注意) ・原則としてeALPSを経由したオンデマンド遠隔講義として提供します。ただし、標準的な時間割として水曜日の2限を設定します。これは、毎週水曜2限に開講されているものと思って、なるべく毎週水曜2限に受講していただきたいという意味です(詳細は第1回の動画を参照)。 ・講義日までに受講し、教員の指定する締め切り日(指定がなければ、次回講義日)までに課題をeALPS経由で提出すること。 ・講義を視聴しただけでは受講したとは認められません。講義の内容を理解することが目的なので、課題を提出し、その内容に応じて評価します。
(世話教員からのメッセージ) 化学や材料の分野は持続可能な開発と社会を支える基盤技術として必須な学問領域である。化学・材料科学が我々の生活をこれまでどのように裕福にしてきたのか,さらには未来を支える技術・学問として無限の可能性を秘めていることを実感してもらいたい。これらに関する基礎知識を活用することにより,人類が抱える資源・エネルギー・環境問題解決への端緒が開かれることでしょう。 |
(9)質問,相談への対応 | 担当教員は普段上田キャンパスにいるので,講義中や講義直後以外の質問や相談は電子メールで受け付ける。 ※メールは大学のメールアドレス(@shinshu-u.ac.jp)から配信されたもののみ対応する。
世話教員と連絡先:市川 結(musubu[@]shinshu-u.ac.jp)([ ]を除いて送信する)
化学・材料学科の教員などは下記Webページを参照。 http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/textiles/chemmater/ |
(10)授業への出席 | 原則としてeALPSを経由したオンデマンド遠隔講義として提供します。ただし、標準的な時間割として水曜日の2限を設定します。これは、毎週水曜2限に開講されているものと思って、なるべく毎週水曜2限に受講していただきたいという意味です(詳細は第1回の動画を参照)。なお、全ての回を受講することを基本とします。
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(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 「学修の補充の対象とする事由」により、遠隔講義の課題の提出ができなかった場合は、共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請をおこなってください。 |
【教科書】 | 指定しない |
【参考書】 | 指定しない |
【添付ファイル】 |
なし |