(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力 | ⇔ | 身の回りの物理現象の概要やその原理の応用を簡単な計算も含めて説明できるようになる。 |
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(2)授業の概要 | 身の回りの事象とその応用例について、物理学の基本事項と関連して、基本的に講義1回ごとに対象とテーマを定めて学びます。内容は、物理学全般にわたります。受講生は、力、波、電気と磁気、原子などに関わる身近な例や応用について講義・解説を聞いて理解するとともに、各回講義内で課される簡単な課題を通じて自らそれら事象を考察し説明できるようになることが求められます。 なお授業の進捗状況、受講生の状況によって、授業の計画・内容が変更される場合があります。また、eALPS上に講義資料がアップロードされる場合もあるので、講義に関するアナウンスには気をつけてください。 |
(3)授業のキーワード | 物理学、身近な現象、先端応用、力、波、電気と磁気、原子 |
(4)授業計画 | 第1回(4月16日)物理学とは(ガイダンス含む)
力に関するテーマ 第2回(4月23日)平面内の運動と剛体のつり合い1 第3回(4月30日)平面内の運動と剛体のつり合い2 第4回(5月7日)運動量とエネルギー 第5回(5月14日)円運動と万有引力
波に関するテーマ 第6回(5月21日)波の特徴と音に関して 身近な音の現象と応用 第7回(5月28日)光に関して 身近な光の現象と応用 第8回(6月4日)電波に関して 身近な無線技術
電気と磁気に関するテーマ 第9回(6月11日)電気エネルギーを作る 第10回(6月18日)電気エネルギーを送る 第11回(6月25日)電気と磁気 第12回(7月2日)電気と生体計測
原子に関するテーマ 第13回(7月9日)原子を見る(電子顕微鏡) 第14回(7月16日)原子に触る(STM) 第15回(7月23日)原子は何者か(現代物理学)(授業アンケートの実施あり)
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(5)成績評価の方法 | 各回講義ごとに取り上げられる物理現象やその応用に関する課題に取り組み、課題を提出してもらいます。 |
(6)成績評価の基準 | 成績は出席とレポート課題により評価します。 秀:90点以上(基本的な概念のみならず、発展的な概念まで十分に理解していており、応用への展開もできる) 優:80点以上90点未満(基本的な概念を十分に理解しており、発展的な概念についてもある程度理解している) 良:70点以上80点未満(基本的な概念を十分に理解している) 可:60点以上70点未満(必要最低限の基本的な概念を理解している) 不可:60点未満(授業内容を理解していない) |
(7)事前事後学習の内容 | 各回講義後に関連する内容を自分で調べ、理解を深めてください。
※60時間以上の時間外学習が必要となります。 |
(8)履修上の注意 | 高等学校での物理の履修を前提にしていません。また、できるだけ難しい数学を用いずに講義を進める予定ですが、最低限の数学的素養(高校数学IA程度)は必要になりますので、不安がある場合は各自で準備してください。できれば三角関数、指数・対数についての基本概念や知識があることが望ましいです。 講義内容は様々な物理の参考書でも取り上げられている基礎事項が多く、参考書の他にWeb上(ただし適切なサイトであることを各自で判断すること)でも理解を促進する情報が得られます。 また、eALPSに事前にアップロードした講義資料をダウンロードして使用する場合があるかもしれませんが、その場合は事前にアナウンスがありますので、講義に関するアナウンスには十分気を付けてください。 |
(9)質問,相談への対応 | 連絡先: 工学部電子情報システム工学科 宮地 幸祐 kmiyaji@shinshu-u.ac.jp(講義全体に関すること)
各回講義担当教員(各回の課題や出席に関すること) ガイダンスで説明 |
(10)授業への出席 | 全ての回に出席することを前提とします。 授業の出欠は、出席確認システムと毎週の課題の提出で確認します。なお、着席登録ができなかった場合は、授業終了後に担当教員に速やかに申し出てください。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 各回講義担当教員に連絡を取り、指示を仰いでください。 |
【教科書】 | 指定しない |
【参考書】 | 指定しない |
【添付ファイル】 |
なし |