(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 的確に情報を収集し,理解し,発信する力 | ⇔ | マーケティング企画のプロセスと方法の基礎を理解し、実践できるようになる。
グループワークによる企画立案を通じて、的確に情報を収集し、理解し、発信する力を習得する。 |
|
(2)授業の概要 | 企業において、商品づくりや販売方法の立案といったマーケティング企画は、単に思い付きで行うのではなく、適切なプロセスと消費者理解により行う必要がある。また、その企画を適切に社内や取引先に説明することも求められる。本授業では、マーケティング企画について、実務経験を持つ教員から理論を学びつつ、グループワークによる演習でその手法の体得を図る。 |
(3)授業のキーワード | グループワーク、マーケティング論、消費者行動論、実務経験 |
(4)授業計画 | 本授業では、前半で教科書を輪読して理論を学んだあと、後半でグループワークによりマーケティング企画の立案と発表を行う。テーマは商品開発やプロモーション企画を予定しており、小売や外食の実務家の協力を得て、現場視察や企画発表会を行う。
第1回 ガイダンス 第2回 マーケティング企画に関する講義 第3回 マーケティング企画に関する講義 第4回 教科書の輪読1 第5回 教科書の輪読2 第6回 教科書の輪読3 第7回 教科書の輪読4 第8回 現場視察 第9回 グループワーク1 調査設計 第10回 グループワーク2 調査 第11回 グループワーク3 調査 第12回 グループワーク4 企画立案 第13回 グループワーク5 企画発表資料作成 第14回 プレ企画発表会 第15回 実務家への企画発表会、授業アンケート(最後の15分で実施) |
(5)成績評価の方法 | 成績は、①所属するグループメンバー共通の評価(50%)、②学生個人ごとの評価(50%)の合計で評価する。①は、第15回の企画発表を教員が評価する。②は、グループ内の学生による相互評価とする。 |
(6)成績評価の基準 | 授業と期末レポートのそれぞれで(i)解くべき課題を正しく理解し、(ii)適切なリサーチを行っており、(iii)講義で学んだ内容を生かした企画立案をして、(iv)説得力のある企画説明をすることができていて、かつ教員を感心させるレベルにあれば「卓越している」、(i)から(iv)の4項目を満たしていれば「かなり上にある」、3項目までできていれば「やや上にある」、2項目までできていれば「合格水準にある」。 |
(7)事前事後学習の内容 | 60時間以上の時間外学習が必要となる。本授業ではグループワークを多く行うことから、単に予習復習をするだけでなく、グループメンバーと授業外でも調査や議論、作業を行うことが望ましい。 |
(8)履修上の注意 | グループワークを多く行う授業であるため、積極的にグループワークに参加し、ディスカッションや資料作成、プレゼンテーションに貢献することが求められる。 |
(9)質問,相談への対応 | メールにて受け付ける。 メールアドレスは初回の授業で公開する。 |
(10)授業への出席 | 本授業は,「信州大学における授業の出席に関する要項」第4に規定する「学修の補充の対象とする事由」で欠席し,補充を受けた場合を含み,欠席回数が5回以上になると,授業の達成目標に到達することができないため単位が認定されません。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は,共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請をおこなってください。 |
【教科書】 | 西川英彦・廣田章光, 『1からの商品企画』, ISBN978-4-502-69300-7, 中央経済社, 2012年, 2,400円(税別) |
【参考書】 | 指定しない。 |
【添付ファイル】 |
なし |