(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 的確に情報を収集し,理解し,発信する力 | ⇔ | プログラミングにより課題を自力で解決できる素地を身に着ける |
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(2)授業の概要 | 本授業ではプログラミングの初学者向けに、プログラミング言語Rubyを使い課題を自力で解決する能力を養い、ITの非専門家として自分の課題は自分で解決するための素地を身に着けることを目的とする。このため文法や構文などの講義は基礎的な範囲にとどめ、課題に取り組む過程で必要なことは自分で調べるなど、主体的な学修を促す。毎回の講義では前半に解説を行い、後半は演習により講義内容を確認したり、課題に取り組む時間に充てる。 担当教員がプログラミングの実務経験を活かして講義を行います。 |
(3)授業のキーワード | プログラミング、Ruby、コンピュータ、レポートのフィードバック(プログラミングの添削指導) |
(4)授業計画 | 15週の中で以下の講義内容を想定している。 (1) 導入・環境構築・プログラムの実行 (2) 計算・文字列 (3) 処理の流れ(分岐と繰り返し) (4) 配列 (5) メソッド (6) 正規表現 (7) ファイル操作 (8) テスティングフレームワーク (9) 課題1の解説(課題1のフィードバック) (10) クラス (11) モジュール・ライブラリ (12) プログラミングのデザイン (13) 課題2の解説(課題2のフィードバック) (14) IT全般について (15) 課題3の解説(課題3のフィードバック) 最後の授業(15回目)の最後の15分を授業アンケートに回答するための時間とします。 |
(5)成績評価の方法 | 3回の課題により評価する(配点は等配分)。課題はある程度、主観的に評価する。 |
(6)成績評価の基準 | 講義で説明した例題と同程度の問題が解ければ,「水準にある」,応用問題が解ければ「やや上にある」,やや難しい応用問題が解ければ「かなり上にある」,例題からは難しい応用問題が解ければ「卓越している」。 |
(7)事前事後学習の内容 | プログラミング演習を事前事後学習として行う。
※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って,60時間以上の時間外学習が必要となります。 |
(8)履修上の注意 | 各自のPCにRubyをインストールして課題に取り組む。事前にインストールする必要はない。 |
(9)質問,相談への対応 | 質問や相談は授業中、授業後、オフィスアワー(火曜日12:00-15:00)、またはメール(yukihirotsuzuki@shinshu-u.ac.jp)にて対応する。 |
(10)授業への出席 | 本授業は「信州大学における授業の出席に関する要項」第4に規定する「学修の補充の対象とする事由」で欠席した場合のみ,5回までは配慮をします。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は,共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請をおこなってください。 |
【教科書】 | ゼロからわかる Ruby 超入門 はじめてのIT技術講座 五十嵐 邦明 (著), 松岡 浩平 (著) 技術評論社 |
【参考書】 | なし |
【添付ファイル】 |
なし |