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開講年度 2024年度 登録コード G2B45809
授業名 キャリアデザイン実践ゼミ
Action Research of Career Design
担当教員 勝亦 達夫 副担当 大里 裕幸
講義期間 後期 曜日・時限 木5 講義室 共通教育28講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 演習 遠隔授業科目 備考 【地域】
信大コンピテンシー [説明] 該当
授業で学べる「テーマ」 地域運営、芸術文化、環境共生、多文化協働、健康長寿、防災減災、キャリア
全学横断特別教育プログラム ローカル・イノベーター養成コース、ストラテジー・デザイン人材養成コース、グローバルコア人材養成コース ・ BASIC(日本理解)
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
的確に情報を収集し,理解し,発信する力・自分の興味・関心を知り、大学生活での自身の学びの目的と目標を主体的に考えることができるようになる。 ・様々なキャリア(職業)や働き方があることを理解し、多様な社会活動に積極的に参加できるようになる。 ・広い視野で考えることを学び、自分のやりたいこと・実現したいことを・社会に必要なことなどから、自分がやるべき事(課題)を設定し、行動できるようになる。
(2)授業の概要地域課題を理解するための知識や調査・分析手法を学び、それを明確に伝える表現方法を習得するとともに、実際の地域課題をテーマとして課題解決のための企画提案を行いますう。提案については、グループワークを中心とした演習形式で実施するため、主体的に発言する姿勢が必要です。通常の授業時間とは異なる時間枠(土日等)で実際に地域に入ることなどを想定しています。受講者数は運営上の都合から15~25名以下とし、上記に対応できる者の参加を前提とします。課題解決型学習;PBL(Project Based Learning)のため、成果を地域へ報告することを予定しています。また、本授業は①担当教員(起業経験/企業実務経験あり)、②外部講師(実務者)により実施されます。
(3)授業のキーワードコミュニケーション、課題設定・解決力、分析力、表現力、論理的思考、地方創生、地域活性化、課題解決、グループワーク、フィールドワーク、プレゼンテーション、まちづくり、キャリア、実践、イノベーション、実務経験、COC+R(or 大学による地方創生人材教育プログラム構築事業)、ENGINEプログラム、データ分析、ESG、食、観光、交通、インフラ
(4)授業計画1. 授業ガイダンス,キャリアデザインとは
2. 実践課題の説明、自己分析:社会人基礎力とポートフォリオ
3. 課題解決力・実行力を学ぶ①~アンケートの方法
4. 課題解決力・実行力を学ぶ②~インタビューで情報を集める
5. 「働く」をもっと知るために~コミュニケーションマナー
6. チームで課題を解決する共創思考を学ぶ~グループワークでの対話力
7. 課題解決力・実行力を学ぶ③~フィールドワーク
8. 課題解決力・実行力を学ぶ④~分析から提案へ
9. これからの仕事、これからの働き方①(ゲスト講師)
10. 企画力・つなげる力~ブレインストーミングの実践
11. これからの仕事、これからの働き方②(ゲスト講師)
12. 伝える力~成果をまとめる 最終課題の説明
13. グループ発表課題 準備
14. グループ発表課題 発表
15. 総括:個人課題の発表,授業アンケート
(5)成績評価の方法毎回、授業の理解度を確認するための課題をeALPSで実施します。
〔1〕【15回×5点(概ね事前課題2点、事後課題3点)=75点】
〔2〕最終回までに発表する最終課題(プレゼンテーション)の内容を評価します。【15点】
〔3〕課外活動、社会的活動による加点をします。評価方法は授業内で指示します。【最大10点】
 ○事情なく欠席する場合は1回ごとに5点マイナスをします。
 ○成績評価の得点上限は100点とします
 ○各回の事前学習・事後学習レポートは、下記側面から評価する。

(6)成績評価の基準1.レポート課題等の評価基準
〔1〕適切な文章表現で説明することができている(文章能力)
〔2〕課題内容を適切にとらえ、キーワードを適切に使うことができている(課題設定力)
〔3〕先行事例や研究等を適切参照・引用し、知識を深化することができている(分析力)
〔4〕自身の考え・新しい見解を提案し、教員を感心させることができる(企画構想力)
 著しく基準に満たしていない場合は提出しても加点されないので注意すること。

2.成績分類
期末時にすべての合計点を基に、授業の達成目標に対して5段階で判断を行う
 90点以上:秀(基準から卓越している)  80点以上:優(基準よりも、かなり上にある)
 70点以上:良(基準よりも、やや上にある)  60点以上:可(基準を満たしている)  59点以下:不可(基準を満たさない)

◆本授業は、ENGINEプログラム認定科目である。ENGINEプログラムの評価指標(ルーブリック)を以下に設定している。
【創新】
・現状を把握する力:地域の特定のテーマに関して、情報を理解し、収集することが出来る(レベル3)
【連携】
・繋ぎ合わせる力:自分の専門分野において、物事の相関や因果から課題を見つけることができる(レベル3)
・巻き込む力:目の前の知人を動かすための魅力的な表現をすることができる(レベル3)
・役割を果たす力:グループにおける、自らの立ち位置を客観的に捉えることができる(レベル3)

※ENGINEプログラムのルーブリックは以下で確認できます。
https://www.shinshu-u.ac.jp/project/sd/assets/images/top/ENGINErubric_v1.0.pdf
(7)事前事後学習の内容授業でのワークに必要なことを事前課題として出す。普段から本や新聞を読み、様々な情報を収集するとともに、「なぜそのようになっているのか」ということを常に考え調べる習慣をつけること。
毎回の授業における気づきや発見を記述する機会を持つので、必ず授業中に記入すること。授業で使ったスライドをeALPSにアップするので、資料と一緒に復習に用いて理解を深めること。
本授業では情報収集をすることを前提としている。自分で考えるだけでなく、様々な媒体を使って調べる訓練をします。ただし、文献等を引用した場合は、必ず出典や引用元を明記する習慣もつけること。
グループワークで企画・実行するので、授業外の時間も利用しながらコミュニケーションをとること。
授業参加への態度について:演習形式、GWなどを取り入れるため授業参加への態度を評価に加える。積極的なコミットメント(率先して発表するなど)は加点とするが、非協力な態度等についてはマイナスすることもある。
本授業は2単位科目であり、学修要件として90時間が必要とされています。そのため授業時間に加えて、理解を深めるために授業時間外で60時間以上の学びが必要となりますので、積極的に様々な知識を身に付けるよう努力をしてください。
課外学習は、授業時間とは別に地域を知るためのフィールドワークや研究成果を報告する場(住民や企業へのプレゼンなど)を設定する予定である。そのための時間は授業とは別に設定されるので予め想定しておくこと。
(8)履修上の注意本授業は対話型の演習を含むため、対面を原則とします。
受講者数は運営上の都合から15~25名以下とする。
初回の授業で人数の多い学部から制限を実施するので、受講を希望する学生は必ず初回の講義に参加すること。
受講者は積極的にグループワークに参加し、自身の意見を発信すること。

本授業は、全学横断特別教育プログラム「ローカルイノベーター養成コース(LID)」「ストラテジー・デザイン人材養成コース(SD)」のスタートアップ授業に設定しています。コースを希望する学生は受講してください(希望者以外も受講可能です)。

LIDコース概要:http://www.shinshu-u.ac.jp/project/lid/#!page1
SDコース概要:http://www.shinshu-u.ac.jp/project/sd/
(9)質問,相談への対応質問や相談は、授業中もしくは終了後に受け付けます。
授業時間外の相談は、オフィスアワー(木曜日4限)に受付けます。
場所は、共通教育第1講義棟北校舎2Fキャリア教育・サポートセンター教員室です。
授業時間外での連絡はメールでお願いします。
E-mail:career@shinshu-u.ac.jp
自治体や企業へのインターンシップなどの学外活動への参加希望者は個別に支援します。
(10)授業への出席全ての回に出席することを前提とします。他キャンパスからの受講も可能なためオンラインを併用します。授業の出欠は,毎週の課題の提出で確認します。なお,止むを得ない事情により提出などができなかった場合は,授業後に担当教員に申し出てください。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充eALPSに掲載する授業の動画を視聴し、課題に取り組むことを学修の補充とする。
【教科書】指定しない。
【参考書】川向正人著, 小布施まちづくりの奇跡, ISBN:4106103540, 新潮社, 2010.3, \720(税別)

必要に応じて授業の中で紹介する。
【添付ファイル】 なし



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