(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 的確に情報を収集し,理解し,発信する力 | ⇔ | 的確にコミュニティの社会心理学に関する基礎的な情報を収集し,理解し,発信する力が身に付くようになる |
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(2)授業の概要 | ・教科書の中から興味のあるトピックを各自が選択し,教科書の内容を纏めた上で,関連する研究や事例を加え発表をする。 ・コミュニティで生じる問題について,数グループに分かれて文献調査やを行い,それらの過程で得られた結果をグループごとに議論し発表する。 ・発表内容に基づき,受講生全員でディスカッションを行い,心理学の知見を応用したコミュニティの問題解決法について検討する。 |
(3)授業のキーワード | コミュニティ 社会心理学 グループワーク |
(4)授業計画 | 第01回:オリエンテーション 第02回:知る--コミュニティにおける犯罪・災害の問題を知る 第03回:知る--コミュニティにおける教育・子育て問題を知る 第04回:知る--コミュニティにおける景観・環境の問題を知る 第05回:知る--コミュニティにおけるボランティア活動を知る 第06回:知る--コミュニティにおける世代間交流・地域間交流を知る 第07回:知る--コミュニティにおける市民参画と行政関係を知る 第08回:議論し・深める--コミュニティにおける犯罪・災害の問題を議論し・深める 第09回:議論し・深める--コミュニティにおける教育・子育て問題を議論し・深める 第10回:議論し・深める--コミュニティにおける景観・環境の問題を議論し・深める 第11回:議論し・深める--コミュニティにおけるボランティア活動を議論し・深める 第12回:議論し・深める--コミュニティにおける世代間交流・地域間交流を議論し・深める 第13回:議論し・深める--コミュニティにおける市民参画と行政関係を議論し・深める 第14回:コミュニティ問題についての総合的な議論 第15回:まとめと授業アンケート 各トピックについては受講生の関心や社会状況に合わせて変更する場合がある。
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(5)成績評価の方法 | 心理学の知見を元にしたコミュニティ問題解決提案力について,最終レポート(60%)及び授業中の発表や討論内容(40%)によって総合的に評価する。 |
(6)成績評価の基準 | ・コミュニティに対する社会心理学の考え方を理解している ・コミュニティに存在する問題を見出すことが出来る ・コミュニティに存在する問題に対して解決方略を考えることが出来る ・学んだことを実践的に活用することが出来る。 以上の4項目を満たしていれば「かなり上にある」,3項目であれば「やや上にある」,2項目であれば「その水準にある」と評価する。
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(7)事前事後学習の内容 | 授業のテーマを確認した上で,事前に自分の住んでいるコミュニティについての情報を収集し,どのような問題があるか,またどのように解決すれば良いのかを考えおくこと。また授業後には,同じ問題に対して,授業で得た知識を元に、再考すること。
※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って,60時間以上の時間外学習が必要となります。 |
(8)履修上の注意 | 充実した討論を行うためのゼミナール形式であるので,24名を定員とし,希望が多い場合には受講制限する。 |
(9)質問,相談への対応 | 火曜日の13:00から13:30のオフィスアワー(要予約)にて人文学部内の研究室あるいはzoomルームで対応する。 |
(10)授業への出席 | 全ての回に出席することを前提とします。授業開始後10分までは遅刻,それ以降は欠席とします。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は,共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請をおこなってください。 |
【教科書】 | 加藤潤三・石盛真徳・岡本卓也(編著), コミュニティの社会心理学, 978-4779508042, ナカナシヤ出版, 2013,3000円 |
【参考書】 | 日本コミュニティ心理学会研究委員会(編),コミュニティ心理学-実践研究のための方法論,978-4788515871,2019,2916円 |
【添付ファイル】 |
なし |