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開講年度 2024年度 登録コード G2B45603
授業名 課題解決インターンシップゼミ【EA】
Project Based Internships
担当教員 勝亦 達夫 副担当 林 靖人
講義期間 前期(集中) 曜日・時限 集不定 講義室   単位数 2
対象学生 ローカルイノベーター養成コース受講者 授業形態 e-Learning 遠隔授業科目 該当 備考  
信大コンピテンシー [説明] 該当
授業で学べる「テーマ」 地域運営、芸術文化、環境共生、多文化協働、健康長寿、防災減災、キャリア
全学横断特別教育プログラム ローカル・イノベーター養成コース
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
的確に情報を収集し,理解し,発信する力・地域にある実際の課題を捉え分析し、解決のための行動を計画的に実行することができるようになる。また、取り組んだ成果を発信し、主体的に周囲へ伝えることができようになる。 ・中長期的な視点に立ち、地域や社会にとって必要な課題を示すことができるようになる。複数の課題と資源とを繋げる思考を持ち、自分から主体的に行動する人材として意識できるようになる。
(2)授業の概要授業では、自分で実際の地域フィールドを選び、地域課題を設定してその解決に欠かせない具体的な受入先(企業・自治体・団体・地域)を定め一定期取り組む(インターンシップ)。
これまで得た知識や経験からアクションプラン(計画書)を作成し、実行、分析報告、改善点の提案のPDCAサイクルを実施する。
本授業は、①担当教員(起業経験/企業実務経験あり)②外部講師(実務者)の支援やサポート受けて実施されます。
(3)授業のキーワード課題解決、地方創生、地域志向、地域課題、地域活性化、ローカル・イノベーション 全学横断特別教育プログラム、グループワーク、フィールドワーク、インターンシップ、実践、実務経験、COC+R(or 大学による地方創生人材教育プログラム構築事業)、ENGINEプログラム
(4)授業計画本授業は、4/1~10/31に自身で期間を定め下記内容を実施する。(※ISP:インターンシップ・プログラム)
Step1:マインド形成:事前学習・課題設定
実施するにあたっての事前準備としてのマインド形成と課題設定、企画書の作成
 第1回 事前学習:概論
 第2回 事前学習:マナー学ぶ
 第3回 事前学習:受入先の手続き
 第4回 個別面談
 第5回 課題設定:実施プログラムの設定
受入先報告書、実施計画書(スケジュール)の提出

○受入先調整、参加プログラムについては個別相談を実施します。
〇学生教育研究災害傷害保険・学生教育研究賠償責任保険の加入が必須となります。
〇必要な手続き等の説明をするため上記事前学習(授業)への出席は必須です。
○学外で活動するにあたっての手続きを行います。
○授業の進行状況や外部講師都合により日時・内容・順序が変更になることがあります。
〇受入先と相談の上、実施内容を決めていきます。また、メンター教員がサポートをしますので、随時相談するようにしましょう。

Step2:フィールドラーニング(8~9月)
計画した内容に基づいてインターンシップを実行する
 第6回  講義・演習
 第7回  講義・演習
 第8回  講義・演習:
 第9回 実践:調査設計とデータ収集準備…アンケートやヒアリングの実施準備
第10回
○本授業は学外のフィールド(企業・自治体・団体・地域)で実施します。
○概ね5日以上の活動とします。ただし、連続でなくても構いません。

Step3:レポート・プレゼンテーション
実施した成果をまとめ、記録し、伝える
 第11回 事後課題の作成①:インターンシップレポート&イノベーション・プランの作成
 第12回 事後課題の作成②:インターンシップレポート&イノベーション・プランの作成
 第13回 事後課題の提出:インターンシップレポート&イノベーション・プランの提出
 第14回 成果報告:プレゼンテーション
 第15回 成果報告:プレゼンテーション,授業アンケート
〇インターンシップレポートを提出してもらいます。フォーマットは用意します。
〇ローカル・イノベーション・フォーラムにて発表してもらいます(2~3月)。
○本授業は合宿形式(宿泊)でフィールド等を活用して実施することがあります。
○授業の進行状況や外部講師都合により日時・内容・順序が変更になることがあります。
(5)成績評価の方法〔1〕課題設定[マインド形成]=25点
〔2〕プラン作成[アビリティ形成]=25点
〔3〕実践[現場理解]=25点
〔4〕プレゼンテーション[スキル形成]=25点
〔5〕追加評価[参加態度・行動評価]=最大10点
○全て完全に達成した場合は110点となりますが、単位認定上の上限は100点となります
○事情なく欠席する場合は1回ごとに5点マイナスをします
(6)成績評価の基準期末時に成績評価の方法に記載した〔1〕~〔5〕の評価視点の合計点を基に、授業の達成目標に対して5段階で判断を行う。
 ■ 90点以上:秀(基準から卓越している)
 ■ 80点以上:優(基準よりも、かなり上にある)
 ■ 70点以上:良(基準よりも、やや上にある)
 ■ 60点以上:可(基準を満たしている)
 ■ 59点以下:不可(基準を満たさない)。
なお、〔1〕~〔5〕で作成する資料等は以下の観点で評価する
・表現能力:適切な日本語、文章表現や図表等による説明ができているか…5点
・知識利用:各評価視点について講義内容で得た知識が活用されているか…5点
・研究能力:先行事例や研究等を適切に参照・引用し、知識を深化することができているか…5点
・企画構想力:自身の考え・新しい見解を提案し、教員を感心させることができる…5点
・情熱力:取り組み課題に対して最大限のパフォーマンスを果たす努力をしているか…5点

◆本授業は、ENGINEプログラム認定科目である。
ENGINEプログラムの評価指標として以下の項目を設定する。
【創新】
現状を把握する力(レベル5)                
・自ら必要な情報を収集し、企業や地域課題を俯瞰して設定することができる。
・資源や課題の相互の関係性を把握し問題の要因を考察することができる。
目的を設定する力(レベル5)
・自分が解決すべき課題を設定し言語化することが出来る
変わり続ける力(レベル5)        
・変化し続ける状況に対応し、目標や行動を設定することができる。
【連携】
繋ぎ合わせる力(レベル5)        
・自分の専門と異分野の物事の連関から発展させて新たなテーマを考え出すことができる
巻き込む力(レベル5)
・課題解決のために、周囲に助言を求め協力を得ることができる。
役割を果たす力(レベル5)
・自らができることを客観的に捉えて、自分と他者の行動が促進されるための働きかけをできる。
【突破】
粘り強くやり抜く力(レベル5)
・プログラムの強制力がない時間でも主体的に取り組むことが出来、周囲もその取り組みを評価している
失敗を恐れず挑み続ける力(レベル5)
・自分の経験や体験を駆使して、やったことがないことにチャンレンジし、成果や課題を振り返ることができる。

※ENGINEプログラムのルーブリックは以下で確認できます。
https://www.shinshu-u.ac.jp/project/sd/assets/images/top/ENGINErubric_v1.0.pdf
(7)事前事後学習の内容・資料づくりについて: 予習・復習のレポートをまとめる際に、自身の考えだけでなく、それを補強・裏付けするための各種データや画像等の引用を行うことが求められる。引用時には出典を明らかにし、自身の考えと引用部分が明確に分かるようにすること。
・授業参加への態度について:学外に出るにあたってのマナー。手続きなどを学ぶため授業参加への態度を評価に加える。積極的なコミットメント(率先して発表するなど)は加点とするが、非協力的な態度等についてはマイナスすることもある。
・受入先の開拓や課題設定は、主体的に行っていただきます。自分で行動し、自分で決める練習をしましょう。ただし、相談には随時対応します。不安な点、不明な点がある場合には報告、相談を必ずしましょう。

※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って,60時間以上の時間外学習が必要となります。
(8)履修上の注意本事業では、「主体的に考え、地域・社会を創造する志向」を養うことを目指します。そのため、授業を受講するにあたって必要な基礎知識を事前に学習することを前提とします。受講者には新聞・書籍・論文・インターネットなど各種メディアを使って関連する知識を収集し、整理をすることを求めます。情報の利用にあたっては出典等を確認し、妥当なものを用いることに注意してください。
・本授業では写真やビデオ等による記録を行い、広報資料等に活用をいたします。またメディア等による取材等が入ることもあります。受講者の方は本事項をご承諾いただくようお願いいたします。メディアへの露出も奨励しますが、不明な点は相談するようお願いします。
・インターンシップ中は課外活動的な位置づけではあるが、信州大学の看板を背負い社会で活動することになるため、社会的責任を十分に意識し、礼儀作法にも心掛けること。ただし、委縮することなく、積極的かつ主体的な活動を期待する。
・事前授業では情報検索や企画書の作成、プレゼンテーション等を行うため、パソコンを利用します。インターネット接続が可能なもの(ネットワーク接続は授業を行う場所の環境を利用)、表計算やプレゼンテーション資料が作成可能な環境(例:Word, Excel, PowerPoint等)の準備をお願いします。
・本授業は、ENGINEプログラムの実践力強化フェーズ対象科目です
(9)質問,相談への対応・質問や相談は授業中、終了後に受け、必要に応じて別途日程を調整して対応します。
・授業時間外の直接相談は、共通教育第1講義棟南校舎4F 林研究室(0263-37-2967)
 あるいは、共通教育第1講義棟北校舎2Fキャリア教育・サポートセンター教員研究室へ(0263-37-2967)
・オフィスアワーは木曜4限です。
・授業時間外での連絡は、メール:career@shinshu-u.ac.jpへ連絡をお願いします。
(10)授業への出席全ての回に出席することを前提とします。他キャンパスからの受講も可能なためオンラインを併用します。授業の出欠は,毎週の課題の提出で確認します。なお,止むを得ない事情により提出などができなかった場合は,授業後に担当教員に申し出てください。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充eALPSに掲載する授業の動画を視聴し、課題に取り組むことを学修の補充とする。
【教科書】指定しない
【参考書】授業内で紹介します。
【添付ファイル】 なし



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