(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 的確に情報を収集し,理解し,発信する力 | ⇔ | ・「翻訳」という作業を通して、正確な日本語を意識して発信できるようになる
・収集した情報を的確に理解し、問題点や改善策を発表できるようになる |
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(2)授業の概要 | 翻訳作業においては、「ことば」についての知識はもちろん、その言葉が話されている国や地域の「文化」への十分な理解が不可欠です。同時に、翻訳を通して、ことばと文化についての認識がより深まることにも気づかされます。 このゼミでは、翻訳の実践、誤訳の原因の検討、字幕・吹替翻訳への挑戦、など実際に手を動かすことで、ことばと文化に関する様々な気づきを得ることを目指しています。多岐にわたる現代の翻訳分野を概観した後に、受講生自らが興味をもったテーマを選択し、問題点とその解決法を検討します。学期末には、グループまたは個人でプレゼンテーションを行い、考察の結果を共有します。 |
(3)授業のキーワード | 英日・日英翻訳、産業翻訳、メディア翻訳、課題発見・解決、グループワーク |
(4)授業計画 | Week 1 ガイダンス Weeks 2-3 翻訳において大切なことを知る Weeks 4-5 様々な分野の翻訳作業に挑戦 Week 6 誤訳しやすい英文の構造を分析 Weeks 7-8 英作文からの脱却ー発想の転換による「日英翻訳」 Weeks 9-11 「トランスクリエーション・映像翻訳」に挑戦(ドラマ・映画) Weeks 12-13 プレゼンテーション準備 Weeks 14-15 プレゼンテーション Week 16 まとめ、授業アンケート
受講生の状況に応じて、順番や一部の内容を変更する場合があります。 |
(5)成績評価の方法 | ・リアクションペーパー 15点(内訳 3点×5回) ・課題・練習問題への取り組み 40点 ・各自の分析とプレゼンテーション:45点 (内訳 分析の内容とプレゼンの完成度: 40点、評価シートの提出: 5点) |
(6)成績評価の基準 | 『卓越している』:学修内容を深く理解した上で応用し、自ら収集した適切な例を用いて 論理的・説得的にオリジナルな主張を展開することが出来る。 『かなり上にある』:学修内容を深く理解した上で応用し、適切な例を用いて 論理的・説得的な主張を展開することが出来る。 『やや上にある』:学修内容を正しく理解し、適切な例を用いて 論理的・説得的な主張を展開することが出来る。 『その水準にある』:学修内容を正しく理解し、適切な例を用いて 論理的な主張を展開することが出来る。 |
(7)事前事後学習の内容 | ゼミで学修したテーマに応じて、実際に翻訳をしてもらう課題を出します。 |
(8)履修上の注意 | 自発的に考え、このゼミの目標に到達するために、課題・練習は不可欠です。 また、遅刻欠席をすると、大きく評価を落とすことにつながります。
課題に真剣に取り組める人、遅刻欠席をしない人を歓迎します。 |
(9)質問,相談への対応 | まずはメールで連絡してください。 (kanemoto@shinshu-u.ac.jp) |
(10)授業への出席 | 全ての回に出席することを基本とします。この授業の達成目標に到達するためには12回以上の出席が必要です。 「出席停止」および「学修の補充の対象とする事由」に該当する際は、その旨の申請があり、指示された学修の補充に取り組んだ場合にのみ、上記12回のうちの出席と認めます。 (申請については、翌授業日までに学修の補充に取り組むことを考慮し、基本的に「授業日を含めて4日目まで」とする。)
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(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 感染症報告システムに登録し「出席停止」と判断された場合は、健康安全センターからのメールを教員に転送して、学修の補充に関する指示を受けてください。 「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は、『共通教育履修案内』に掲載されている方法により、補充を受けるための申請を共通教育窓口で行ってください。 |
【教科書】 | 教員が準備する教材を使用します |
【参考書】 | 指定しない |
【添付ファイル】 |
なし |