(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力 | ⇔ | メディアに関する社会心理学の理論・概念を説明できるようになる。学習した理論・概念と,現代社会にみられる問題・現象との関連を指摘できるようになる。 |
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(2)授業の概要 | 我々は,日常生活において,スマートフォンやテレビ・ゲームなど,さまざまなメディアを用いている。これらのメディアは,我々の心理や行動にさまざまな影響を及ぼす。この授業では,インターネットやテレビ・ゲーム,広告の影響について具体的な事例と共に社会心理学的観点から概説していく。毎回出席確認を兼ねたリアクションペーパーの提出を求める。 |
(3)授業のキーワード | 心理学,メディア,ゲーム,インターネット,広告 |
(4)授業計画 | 第1回 ガイダンス 第2回 「テレビ」と認知能力 第3回 「テレビ」と攻撃性 第4回 「テレビ」と社会性 第5回 「ゲーム」と認知能力 第6回 「ゲーム」と攻撃性 第7回 「ゲーム」と社会性 第8回 「ネット」とコミュニケーション 第9回 「ネット」といじめ 第10回 「ネット」と依存 第11回 「広告」と認知処理(注意・記憶) 第12回 「広告」と認知処理(接触・ブランド) 第13回 「広告」と説得・依頼 第14回 「広告」と統計 第15回 まとめ(最後の15分は授業アンケートの時間とする) |
(5)成績評価の方法 | 中間レポート(50%),最終レポート(50%)で評価する。 |
(6)成績評価の基準 | レポートは,授業内容を十分に理解しているか,授業内容を現代社会にみられる問題・現象と関連づけて考察できているかを判断する。具体的には以下の通りである。
「卓越している」:授業内容を非常によく理解し,現代社会にみられる問題・現象と適切に関連づけ,優れた考察ができている。 「かなり上にある」:授業内容をかなり理解し,現代社会にみられる問題・現象と関連づけ,適切に考察ができている。 「やや上にある」:授業内容を十分理解し,現代社会にみられる問題・現象と関連づけている。 「水準にある」:授業内容を最低限理解している。 |
(7)事前事後学習の内容 | 事前学習として各回の授業で扱う内容についてシラバスや参考書を読んで予習しておくこと。事後学習として,各回の配布資料をもとに復習を行うこと。
※60時間以上の時間外学習が必要となります。 |
(8)履修上の注意 | 授業期間中,調査や実験に協力してもらうことがあります。積極的な参加を望む。 |
(9)質問,相談への対応 | eALPS内のフォーラム(掲示板)またはリアクションペーパーにて受け付けます。 |
(10)授業への出席 | すべての回に出席することを基本とします。授業の出欠は,リアクションペーパーで確認します。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 「学修の補充の対象とする事由」により出席できない場合は,共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請をおこなってください。 |
【教科書】 | 指定しない。 |
【参考書】 | 坂元章(編),メディアとパーソナリティ,ナカニシヤ出版,2011 湯川進太郎・吉田富二雄(編),スタンダード社会心理学,サイエンス社,2012 李光鎬・渋谷明子(編著),メディア・オーディエンスの社会心理学,新曜社,2017 その他,適宜紹介する。 |
【添付ファイル】 |
なし |