(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力 | ⇔ | 英語によるコミュニケーションの仕組みを学問的に理解し、説明できるようになる |
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(2)授業の概要 | 多くの学生は小さい頃から英語を「語学学習」の対象とみなしているだろう。本科目では、言語学の観点から英語について学ぶことで、英語を「学問」の対象として見ることに慣れていただきます。具体的には、主に英語の実例を用いながら、シラバスの前半では言語能力とヒトの認知能力との関係について、後半では言語能力と社会との関係について学んでいきます。 |
(3)授業のキーワード | 英語学, 言語学, 社会言語学, 認知言語学 |
(4)授業計画 | 第1回 オリエンテーション:英語学とは? 第2回 英語学の歴史 第3回 カテゴリー化 第4回 事態把握 第5回 比喩 第6回 文法化 第7回 構文 第8回 言語知識 第9回 イメージ・スキーマと意味拡張 第10回 ことばのバリエーション① 第11回 ことばのバリエーション② 第12回 言語変種の切り替え 第13回 ポライトネス 第14回 言語とコミュニケーション 第15回 学期末のまとめ、授業アンケート |
(5)成績評価の方法 | 1. 授業参加・態度(40%) 2. 最終レポート(60%) |
(6)成績評価の基準 | やや上にある」: 授業内で示されたテーマ・言語現象について不足なく理解している
「かなり上にある」: 授業内で示されたテーマ・言語現象について不足なく理解し,自ら関連する問題を発見することができている
「卓越している」: 授業内で示されたテーマ・言語現象について不足なく理解し,自ら関連する問題を発見した上で,授業内で提示された知識を応用することができている |
(7)事前事後学習の内容 | 事前学習として次に扱う章を予習する。事後学習として授業で学んだ内容を整理し、コメントシートを提出の上、レポートにつなげるように関連する問題を考える。 |
(8)履修上の注意 | 単位を与えられるためには、授業に出席するだけではなく、予習復習などの授業時間外学修を行わなければなりません。事前学習として次に扱う教科書の章を予習していただき、事後学習として授業で学んだ内容を整理し、コメントシートを提出の上、レポートにつなげるように関連する問題を考えていただきます。 |
(9)質問,相談への対応 | メール(spreadbury)にて質問・相談を受け付けます。 |
(10)授業への出席 | 履修する全ての回に出席することを基本とします。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | 「学修の補充の対象とする理由」により出席できない場合は、共通教育履修案内に掲載されている方法により補充を受けるための申請をおこなってください。 |
【教科書】 | 多々良直弘・松井真人・八木橋宏勇, 実例で学ぶ英語学入門――異文化コミュニケーションのための日英対照研究, , 9784254510720, 朝倉書店, 2022, 2900円 |
【参考書】 | 指定しない |
【添付ファイル】 |
なし |