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開講年度 2026年度 登録コード G2B40312
授業名 アメリカ演劇入門
Introduction to American Theatre
担当教員 田所 朱莉 副担当  
講義期間 後期 曜日・時限 木3 講義室 共通教育13講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 講義 遠隔授業科目 備考  
信大コンピテンシー [説明] 非該当
授業で学べる「テーマ」 多文化協働
全学横断特別教育プログラム グローバルコア人材養成コース ・ BASIC(国際理解)
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力アメリカ演劇を代表する劇作家の主要作品の内容とテーマを十分に理解し、アメリカの諸相を照射する有効なメディアとして演劇作品を捉え、アメリカ演劇の流れと問題意識を具体的に論じることができるようになる。
(2)授業の概要アメリカ演劇を代表する劇作家とその主要作品をとおして、アメリカ演劇の軌跡を概説します。アメリカ社会・文化の諸相を照射する有効なメディアとしてアメリカ演劇を捉え、問題意識と方向性、演劇と文化・社会・政治・歴史の相互関係性を考えます。これにより、演劇を通してアメリカを「見る」・「考える」・「読み直す」ことを目的とします。 
アメリカ演劇は文化・社会・政治とどう関わり、どのような問題を照射し、何を目指し、どこへ向かうのでしょうか。こうした問いを考えながら、アメリカを映す一つのスクリーンとしてアメリカ演劇を論じていきます。なお、講義内容を理解するだけでなく、台本の一部を原書のまま読み、特定のテーマについてのグループディスカッションと個人発表、もしくは小レポートの作成を課します。詳しくは、履修人数に鑑みて決定しますが、積極的な授業参加と受講生による意見発信が求められます。
(3)授業のキーワードアメリカ、文学、演劇、メディア、歴史、社会
(4)授業計画第1回:オリエンテーション
第2回:アメリカ演劇概説
第3回:劇作家の苦悩―Eugene O'Neillの自伝劇Long Day's Journey into Nightに描かれる家族
第4回:アメリカ演劇とアルコール―Eugene O'Neill のThe Iceman Comethにおけるパイプドリーム
第5回:赤狩りと同性愛①―Tennessee WilliamsのA Streetcar Named Desireの演劇版・映画版の比較研究
第6回:赤狩りと同性愛②―Tennessee WilliamsのCat on a Hot Tin Roofにおける書き換えの問題
第7回: Review and Discussion① (受講生による発表)
第8回:アメリカンドリームの追求①―Arthur MillerのDeath of a Salesmanにおけるナイトメアの到来
第9回:アメリカンドリームの追求②―Edward AlbeeのThe Zoo Storyにおける他者への無理解
第10回:アメリカンドリームの追求③―Edward AlbeeのAmerican Dreamで描かれる大量消費社会
第11回:アメリカと人種問題①―August WilsonのFencesにおける家父長制
第12回:アメリカと人種問題②―Suzan-Lori ParksのThe America Playにおける歴史書き換え戦略
第13回:アメリカと人種問題③―Suzan-Lori Parks のFather Comes Home from the Wars (Parts 1, 2 &3)から考える自由の問題
第14回:Review and Discussion②(受講生による発表)
第15回:全体のまとめ、授業アンケート
第16回:期末試験
※授業進度などは、変更することがあります。詳細は第1回目の授業で説明するので、必ず出席してください。
(5)成績評価の方法各回のコメントシート10%、発表もしくは小レポート40%、期末試験50%によって総合的に評価します(受講生の数によって調整します)。
(6)成績評価の基準評価ポイントは、①アメリカ演劇について基礎知識を身につけたかどうか、②アメリカ演劇の流れと問題意識を具体的に論じることができるかどうか、③思索力と批判力を身につけたかどうかの3点です。以上3点を、各回で提出するコメントシート、発表もしくは小レポート、期末試験を通して評価します。卓越した基礎知識を持ち、分析ができれば90点以上、優れていれば80点以上、ややすぐれていれば79~70点、標準的なら69~60点の評価になります。
(7)事前事後学習の内容授業計画にあわせて、毎週予習復習をかかさずおこなってください。
授業前には、教員が指定した調べものを行ったうえで、指定された範囲の台本(原書)を読み込んできてください。講義は日本語で行いますが、授業内で扱う台本は全て英語になります。
Review and Discussionで発表もしくは小レポートを課しますので、日頃から自らの考察を書き留める、調べものをするなどして、準備を進めてください。
授業後には、講義内容を復習するなどして、理解を深めてください。
(8)履修上の注意履修希望者は、必ず初回の授業に出席してください。授業中の私語、携帯電話やスマートフォン、タブレット(iPad 等)やノート PC 等の使用は厳禁とします。授業内では原書で演劇の台本を読むため、必要があれば辞書や電子辞書を持参してください。
また、他の学生に成り代わり授業に出席又は代返等の行為を行った者並びに同行為を依頼した者は単位を認定しません。試験や発表/レポートで不正行為を行った者に対しても、単位を認めません。
(9)質問,相談への対応授業後もしくはオフィスアワーに対応します。直接研究室を訪問せず、事前にメールで連絡してください。実際の応対は研究室以外(電子メールでやZoom等を用いたオンライン等)で行うことがあります。メールアドレスは初回授業でもお知らせします。
(10)授業への出席「信州大学における授業の出席に関する要項」第4に規定する「学修の補充の対象とする事由」により、欠席し、補充を受けた場合を含み、欠席回数が5回を超えると、授業の達成目標に到達することができないため、単位が認定されません。
出席確認システムにより出席を取りますので、スマートフォン等の QR コード読取り端末を忘れず携帯し、着席時に速やかに着席登録してください。QR コード読取り端末を忘れたり、所持していない場合は、学生証持参で原則授業開始前に教員に申し出てください。
なお、出席が確認できた場合も、同日のコメントシートの提出がない場合は、欠席とみなします。30 分を超える遅刻は欠席としてあつかい、遅刻3回で欠席一回分としてみなします。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充「学生は、履修する授業の全ての回に出席することを基本とする」(信州大学における授業の出席に関する要項)ので、やむをえない事情がない限り、すべての授業に出席してください。「信州大学における授業の出席に関する要項」第4に規定する「学修の補充の対象とする事由」による欠席については、規定の申出書による申し出があれば、学修の補充を行います。
【教科書】毎回プリントを配布しますので、それらを必ずファイルに入れるなどして整理しておいてください。
【参考書】Fletcher, Anne.  Modern American Drama: Playwriting in the 1930s, 9781350215481, Bloomsbury, 2021.
Londre, H. Felicia. Modern American Drama: Playwriting in the 1940s, 9781350215450, Bloomsbury, 2021.
Abboston, C.W. Susan. Modern American Drama: Playwriting in the 1950s,9781350215504, Bloomsbury, 2021.
Sell, Mike. Modern American Drama: Playwriting in the 1960s, Bloomsbury,         9781350204546,2021.
Heuvel, V. Mike. Modern American Drama: Playwriting in the 1970s, Bloomsbury, 9781350215474, 2021.
Shannon, G. Sandra. Modern American Drama: Playwriting in the 1980s, Bloomsbury,9781350204539, 2021.
Black, Cheryl and Sharon Friedman. Modern American Drama: Playwriting in the 1990s, Bloomsbury, 9781350215467, 2021.
Listengarten, Julia and Cindy Rostenthal. Modern American Drama: Playwriting 2000-2009,9781350215498, Bloomsbury, 2021.
【添付ファイル】 なし



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