| (1)授業の達成目標 | | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | | 大学DP | | 学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力 | ⇔ | 日本における宗教観の変遷を辿ることにより、学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力を身につける。 |
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| (2)授業の概要 | 2011年3月11日の大震災は、未曾有得の被害者を生み出しました。震災後も行方不明者の捜索は長く続けられました。ところが、2001年2月10日、ハワイ州オアフ島沖で愛媛県宇和島水産高等学校の練習船「えひめ丸」が、緊急浮上した米原子力潜水艦「クリーンビル」に衝突され沈没、乗員35名中9名(内高校生4名)が行方不明となった事件では、被害者の捜索の継続について、日本とアメリカで意見が分かれるという事態が発生しました。日本人の「身体」に対する執着は、実は古来から連綿と続くものであり、「神」の持つ特質だったりします。一方で、私たちは、「身体」も含め、この世におけるあらゆる執着を棄てて、仏となる(成仏する)ことも目指してきました。本講義では、日本人がダブルスタンダードとして抱えてきた相反する身体観、死生観に注目しながら、日本における神様と仏様の関係について、歴史的な変遷を踏まえながら考えていきます。 |
| (3)授業のキーワード | 神、仏、身体 |
| (4)授業計画 | 第1週:授業の概要 第2週:現代の日本人の身体観、死生観―東日本大震災、えひめ丸事件、アメリカ同時多発テロを通して― 第3週:神と身体(1)―来訪神、身体を持つ神― 第4週:神と身体(2)―三輪山伝説、昔話「蛇婿入」を通して― 第5週:神仏習合思想の展開(1)―廃仏毀釈その一― 第5週:神仏習合思想の展開(2)―廃仏毀釈その二― 第6週:神仏習合思想の展開(3)―神仏習合思想概観― 第7週:神仏習合思想の展開(4)―仏教渡来(平安時代以前)その一― 第8週:神仏習合思想の展開(5)―仏教渡来(平安時代以前)その二― 第9週:神仏習合思想の展開(6)―国家と守護神(平安時代以降)その一― 第10週:神仏習合思想の展開(7)―国家と守護神(平安時代以降)その二― 第11週:神仏習合思想の展開(8)―神の祟り― 第12週:神仏習合思想の展開(9)―仏となった神とまつろわぬ神(鎌倉時代以降)その一― 第13週:神仏習合思想の展開(10)―仏となった神とまつろわぬ神(鎌倉時代以降)その二― 第14週:神仏習合思想の展開(11)―神へと近づく仏その一 第15週:神仏習合思想の展開(12)―神へと近づく仏その二 定期試験:レポート
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| (5)成績評価の方法 | 毎回の授業に置いて、コメントを提出してもらいます(30点)。それにより授業ごとの到達度をはかるとともに、期末レポート(70点)を提出してもらいます。 コメントについて、授業内容を纏めるだけではなく、質問・意見などを積極的に記入できているかによって、授業の内容理解度を判断します。 |
| (6)成績評価の基準 | コメントは、授業内容への言及・質問の内容によって授業の理解度や受講態度を判断します。 コメントの中で、授業中の内容を自己の知識や知見と結び付けた優れた内容を述べることができていれば「卓越している」、授業に関し具体的で優れた内容を述べることができていれば「かなり上にある」、授業中の内容に関し具体的な内容を述べることができていれば「やや上にある」、授業中の内容に触れた見解を述べることができていれば「その水準にある」と評価します。 レポートは、授業の内容を理解し、それをふまえて課題に取り組めているかを評価の基準とします。課題への取り組み方法は、授業中に詳細をアナウンスします。単に辞書の記述をまとめているのみに留まるものは、レポートとして評価しません。 |
| (7)事前事後学習の内容 | 授業資料は、遅くとも前週には配布します。授業までに目を通して予備知識を得、受講準備を整えることを事前学習とします。 日本における神、仏に関わる事象を紹介します。自己の興味関心に従い、積極的にそれらについて調べることを事後学習とします。 事前事後学習の取り組み状況は、毎回のコメント内容によって判断します。
※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って,60時間以上の時間外学習が必要となります。 |
| (8)履修上の注意 | 毎時間、講義の終わりに意見・質問や感想を書いてもらいます。質問については次回の講義で確認、補足を行います。授業で配布する資料は、事前に読んでおく必要があります。
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| (9)質問,相談への対応 | 水曜日12:10~13:00をオフィスアワーとします。事前にメール等で連絡してください。メールアドレスはkwata@shinshu-u.ac.jpです。 |
| (10)授業への出席 | 授業は、毎回出席することを前提とします。 やむを得ない事情により欠席する場合は、必ず事前に、担当教員まで連絡してください。 (その際、欠席理由を証明する書類の提出を求めることがあります。) |
| (11)授業に出席できない場合の学修の補充 | やむを得ない事情による欠席者が学修の補充を申し出た場合、授業資料を提供し、内容に関する質問に対応することで補充とします。 |
| 【教科書】 | 授業中にプリントを配布します。 |
| 【参考書】 | 授業中に指示します。 |
| 【添付ファイル】 |
なし |