シラバス表示
        
開講年度 2024年度 登録コード G2B40201
授業名 世界の音楽
Introduction to World Music
担当教員 濱﨑 友絵 副担当  
講義期間 後期 曜日・時限 木2 講義室 共通教育71講義室 単位数 2
対象学生 授業形態 講義 遠隔授業科目 備考  
信大コンピテンシー [説明] 該当
授業で学べる「テーマ」 芸術文化
全学横断特別教育プログラム グローバルコア人材養成コース ・ BASIC(国際理解)
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業の達成目標
授業で得られる「学位授与の方針」要素【授業の達成目標】
大学DP
学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力世界の多様な音楽や文化にかんする基本的な知識を体系的に理解するとともに、その知識体系の意味と自己の存在を歴史・社会・自然と関連付けて理解できるようになる。
(2)授業の概要世界各地の音楽文化を概観し、その特質を、様式、楽器、社会的機能、歴史等の観点から説明する。また音楽と、それをとりまく環境、政治、宗教などとの関連にも目を向ける。講義では、これら多様な音楽文化を総合的観点から理解するために、楽器の分類法や音の視覚化等の問題についてもふれていく。
本授業は、基本的に対面で進めるが、状況等に応じてオンデマンドも併用する。具体的な方法は第1回授業の際に説明をおこなう。
(3)授業のキーワード芸術、音楽、多文化理解
(4)授業計画1.イントロダクション(「音楽の世界」)
2.「楽器」を考える
3.ヨーロッパの音楽文化(1)「クラシック音楽」とは何か?
4.ヨーロッパの音楽文化(2)「クラシック音楽」と民俗音楽のはざまで
5.西アジアの音楽文化(1)イスラーム世界の文化、宗教と音楽の関係
6.西アジアの音楽文化(2) スーフィズムと音楽
7.西アジアの音楽文化(3) トルコの音楽あれこれ
8.南アジアの音楽文化(1)インドの音楽文化
9.南アジアの音楽文化(2)(1)の続き
10.東南アジアの音楽文化(1) インドネシアの音楽文化、楽器の特徴
11.東南アジアの音楽文化(2) (1)の続き、観光芸能
12.東アジアの音楽文化(1):日本の音楽
13.東アジアの音楽文化(2):(1)の続き
14.音楽をめぐる東西交流史再考
15.総括および授業アンケート
16. 期末テストおよび解説
(5)成績評価の方法期末テストによって評価する。
※ただし、授業の展開状況によっては変更の可能性がある。
(6)成績評価の基準授業で解説した同レベルの問題が解ければ「水準にある」、応用問題が解ければ「やや上にある」、やや難しい応用問題が解ければ「かなり上にある」、授業で解説した例題等からは難しい応用問題が解ければ「卓越している」と評価する。
(7)事前事後学習の内容授業では関連するテーマの副読本を指定、またはeALPS上に掲載する。
※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って,60時間以上の時間外学習が必要となります。
(8)履修上の注意視聴覚資料を多用するので、毎回の出席が重要となる。
なお、授業時間外学修については、当日の配布資料をベースに、授業で扱った文化圏の音楽や演奏家の映像・音楽をインターネット動画などを活用しつつ予習・復習をしてほしい。
(9)質問,相談への対応質問は授業終了後、随時受け付ける。
メールでも可。t-hamazaki@shinshu-u.ac.jp
(10)授業への出席本授業は,「信州大学における授業の出席に関する要項」第4に規定する「学修の補充の対象とする事由」で欠席し,補充を受けた場合を含み,欠席回数が4回以上になると,授業の達成目標に到達することができないため単位が認定されない。授業の出欠は,出席確認システムのみでおこなう。なお,不正な出席登録があった場合は単位を認定しない。授業開始後20分までは遅刻,それ以降は欠席とする。
(11)授業に出席できない場合の学修の補充「学修の補充の対象とする事由」に該当する場合であっても,長期入院等で複数回にわたり出席できず,4回以上対面授業に出席できない場合は,授業の達成目標に到達に至る教育の質を担保することができないため単位認定はできないので留意されたい。
【教科書】とくに指定しない。
【参考書】柘植元一・塚田健一編『はじめての世界音楽』ISBN-13: 978-4276135314、音楽之友社、1999年、2100円
その他、参考文献については授業中に適宜、紹介する。
【添付ファイル】 なし



戻る