シラバス表示
        
開講年度 2022年度 登録コード G1C10032
授業名 健康科学・理論と実践
Health science and Physical activity
担当教員 速水 達也 副担当 森田 洋
講義期間 後期 曜日・時限 月4 講義室 共通教育第1体育館 単位数 1
対象学生 FⅠ(化:②) 授業形態 講義・実技 備考  
授業で学べる「テーマ」 多文化協働、健康長寿
授業で扱う「志向」(本学で重点的に育成するマインド) グローバル
全学横断特別教育プログラム
注意)「曜日・時限」「講義室」等は変更される場合がありますので、「キャンパス情報システム」や「掲示」等で確認してください。

(1)授業のねらい授業で得られる「学位授与の方針」要素
・【2020年度以降カリキュラム対象】学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力
・【2020年度以降カリキュラム対象】持続可能な社会を実現するための課題に取り組む力
【授業の達成目標】
・自己実現の基本的手段である健康を維持するための知識・手段を修得する。
・共生社会の構成員として必要な、公衆衛生・障害・高齢者についての基礎的知識・態度を修得する。
【授業のねらい】
健康であることは自己実現の手段のひとつである。どのような状態が自分にとって健全な状態であるのかを考え、大学生活だけでなく生涯にわたり、自己だけでなく社会全体の健康を維持増進するための健康科学の基礎的資質と健康を維持するための実践方法を習得する。
(2)授業の概要◆実践8回、理論7回で構成される。
【実践】
コロナ禍における運動不足が体力に及ぼす影響や、生涯にわたって健康でいるための取り組みを本授業で実践するための導入として、はじめに体力測定を行う。その後、ウォーキング、ジョギングや各種エクササイズの正しいやり方を対面授業で学び、運動の習慣付けのために各自でウォーキング等の運動を非対面回(オンライン回)として実践する。また、非対面回では小テストも実施する。最後に、実践の振り返りとしてレポートを作成する。

【理論】
健康は個人,社会,地球環境にまたがる大きな課題である。この科目では在学中に留まらず、海外での生活を含めて生涯の心身の健康を維持し社会との関わりもつために必要な、基本的な健康や障害に対する知識を習得し、健康に留意した生活を実践する動機づけを行う。
7回の講義では、健康的な生活習慣を修得するための知識(飲酒、喫煙、感染症、生活習慣など),メンタルヘルスの基本、社会における人間関係,障害、認知症を中心とした高齢社会についての理解、海外(旅行、留学、就職)での健康リスクへの対処、性の健康と性感染症について、現職の臨床医と臨床心理士がその経験を活かして講義を行い、その後、自己学習を行いレポートを作成する。
(3)授業のキーワードフィジカルヘルス メンタルヘルス ダイバーシティ 障害 超高齢社会 認知症 薬物乱用 性の健康 実務経験
(4)授業計画【実践】
実践第1回(対面):ガイダンス(体育館)
実践第2回(対面):体力測定(屋内系または屋外系)
実践第3回(対面):体力測定(屋内系または屋外系)
実践第4回(対面):ウォーキング、各種エクササイズの正しい方法を学ぶ
実践第5回(非対面):ウォーキングと各種エクササイズの実践、小テスト
実践第6回(対面):ジョギング、各種エクササイズの正しい方法を学ぶ
実践第7回(非対面):ウォーキング(ジョギング)と各種エクササイズの実践、小テスト
実践第8回(非対面):ウォーキング(ジョギング)と各種エクササイズの実践、最終レポート


【理論】原則第7週以外は対面で実施する。毎回課題提出があるのでeALPSに掲載される、提出期日など注意すること。
第1週 森田 洋 ヘルシーキャンパスと生涯にわたる健康
第2週  高橋 徹 メンタルヘルス概論
第3週 山岡俊英 ライフスキルアップ
第4週 山崎 勇 ダイバーシティーと障害
第5週 森田 洋 認知症サポーター養成講座
第6週 森田 洋 薬物乱用、海外で安全に過ごすために必要な知識
第7週 金井誠 性感染症予防・正しい性の知識(e-learning)
(5)成績評価の方法理論、実践それぞれについて判定を行う(成績評価の基準を参照)。いずれかで不可となった場合は、単位は認定されない。
(6)成績評価の基準理論、実践の各々の評点(各50点満点)を合算する。
理論と実践の合計得点が、
 60点以上70点未満を「水準にある」
 70点以上80点未満を「やや上にある」
 80点以上90点未満を「かなり上にある」
 90点以上を「卓越している」
として、評価する。

【実践】
・授業への取り組み:60点
対面回および非対面回での取り組みとその内容を授業毎に評価する。対面授業の欠席や課題の未提出時の評価は0点となる。積極的な参加姿勢は加点となり、対面授業の遅刻・早退・準備物の不足、提出課題の遅れや情報の不足は減点または0点評価となるため留意すること。
・小テスト:20点
1回10点満点の小テストを2回実施する。テキストを参照しながら、eALPS上で解答する。
・最終レポート:10点
提示されるテーマに沿って、自身の考えを明記する。その内容によって評価する。
提出がない場合、単位認定はなされない。成績開示後の提出は一切受け付けない。
・自主的な運動の記録:10点
通常の生活(授業、部活・サークル、日常生活等)での運動以外に自主的に行った運動の内容や質を評価する。配布される運動記録シートに運動の内容・時間・量・頻度がわかるように記録をし、最終レポートとともに提出する。

実践8回のうち、6回以上の取り組み(出席や課題提出)が確認できない場合、単位認定はなされない。各項目の詳細についてガイダンス時に説明するので、必ず出席すること。欠席した場合は、担当教員に必ず確認すること。
以上の合計得点を50点満点に換算する。


【理論】
成績評価の基準
・授業への参加(取り組み・態度・理解度):25点
講義毎に小レポートを提出する。

・最終レポート:25点 以下の基準で採点する
 テーマの自己学習にふさわしい文献、資料を検索し学習している(5点)
 自己学習が行われ、理解を深めている(300字以内 10点)
 学習した内容に対する自身の意見を明確に記載している(150字以内 5点)
 今後の健康にどのように役立てるかを具体的に記載している(150字以内 5点)

以上の合計得点を理論の得点(50点満点)とする。

(7)事前事後学習の内容【実践】
・ガイダンス内容を事前にeALPS上にアップするので、必ず確認してから初回の対面回(ガイダンス)に参加すること。
・オンライン回で取り組む運動に関する講義資料をeALPS上にアップするので、事前事後の学習として取り組むこと。
・テキストの内容から小テストを実施する。それに備えるための予習を行なうこと。
・実践の最終回にレポートを課す。そのための資料を収集しておくこと。
・時間外の運動を促すことによって、事前事後学修を達成する。


【理論】
理論の最終授業時にレポートを課す。そのための資料を収集しておくこと。
さらに、将来の健康管理にどのように役立てていこうと考えているか、明確に自覚することによって、事後学習を達成する。


※この授業は45時間の学修を必要とする内容です。従って,15時間以上の時間外学習が必要となります。
(8)履修上の注意【実践】
身体に障害のある学生は別メニューとなるため、事前に担当教員へ連絡し指示を仰ぐこと。

【理論】
各回、期日までに課題を提出する。資料の無閲覧、課題の未提出は欠席とする。また、単位取得には5回以上の出席が必要。レポートの提出締め切りはeALPSに掲示する。出席の不足もしくは期限内にレポートを提出しなかった場合は0点となる。
(9)質問,相談への対応【実践】
速水達也 hayamit@shinshu-u.ac.jp

【理論】
森田洋 hmorita@shinshu-u.ac.jp

新入生ハンドブックのメールの送り方をよく読んでから、作成すること。
【教科書】【実践】
杉本光公、速水達也, 廣野準一, 加藤彩乃
健康のためのウォーキング&ジョギング-身近な運動で元気なカラダづくり-, 三恵社,2020

【理論】
指定しない
【参考書】【実践】
指定しない

【理論】
指定しない
【添付ファイル】 なし



戻る