(1)授業の達成目標 | 授業で得られる「学位授与の方針」要素 | ⇔ | 【授業の達成目標】 | 大学DP | 学士の称号にふさわしい基礎学力と専門的学力 | ⇔ | ・信州が持つ風土とそこに暮らす人々の自然・文化的環境との対話から得ている経験知を学ぶことを通して、自らの生き方に風土との関わりを生かすことができるようになる。 |
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(2)授業の概要 | 人々の生活は、住む地域の風土というものに大きく依存しています。そこで、この授業では、信州大学が立地する「信州」のもつ風土とそこにくらす人々の生活のありようを知ることを通して、信州に暮らす信州大学生自らの生活の充実を目指します。そのために、信州各地の特色を「衣食住」の視点で探っていきます。発展として、この授業で得た知識をもとに、信州各地に出かけ、信州のもつすばらしい風土性を体感できるようになることを目指します。コンセプトは、「信州を知ることで人生を2倍楽しくする」です。 |
(3)授業のキーワード | 信州 風土 衣食住 地理 |
(4)授業計画 | 1 信州の風土と多彩な地域文化 ~日本の屋根「信州」の風土~ 2 信州における食文化財 そば おやき 漬物 3 信州における風土食 4 信州の狩猟文化 5 信州の風土と道具 6 信州の風土とレジャー 8 信州の風土と産業 9 信州の風土と家 10 信州の風土と繊維 11 信州の風土と農業 12 信州の風土と景勝地 13 信州の風土と教育 14 信州の風土とまち 15 信州の人 授業アンケート |
(5)成績評価の方法 | 「信州と称される長野県が持つ風土の特性の理解」や「自然条件と人間生活との関係で、地域性をとらえることができるか」について、各回に課すレポート(80%)と、期末レポート(20%)と実際の体験活動報告によって総合的に評価する。 |
(6)成績評価の基準 | 授業の中で課すレポートにおいて、「風土と人々の暮らしとがどのような関連性を持っているかを、具体を通して論じられたか」を規準(到達目標)とする。 実際に現場に出向き実態を踏まえてまとめたり、自分の体験と比較して論じることができれば、「上位」(かなり上にある)基準として評価する。 |
(7)事前事後学習の内容 | まず、松本の特色を自らの足・目・耳・鼻などの五感を使って調べる。 学習をしたことをもとに、自分の五感を使って信州を探索する。
※この授業は90時間の学修を必要とする内容です。従って,60時間以上の時間外学習が必要となります。 |
(8)履修上の注意 | eALPSで資料等必ず確認し、授業後取り上げた地域や産業について、掘り下げて調べること。 |
(9)質問,相談への対応 | 金曜日の午後をオフィスアワーとする。 メールにての相談も可能です。shigeki@shinshu-u.ac.jp |
(10)授業への出席 | すべての回に出席することを前提としています。 |
(11)授業に出席できない場合の学修の補充 | eAlpsに掲載された資料を基に自学自習し、レポートを作成する。 |
【教科書】 | 指定しない |
【参考書】 | 長野県立歴史館編「日常生活からひもとく信州 信州を学ぶ 足元を探る編」 信濃毎日新聞出版部 2018年 1540円 長野県立歴史館編「広い世界とつながる信州 視野を育てる編」信濃毎日新聞出版部 2018年 1540円 長野県立歴史館編「新たな時代にはばたく信州 信州を学ぶ◎未来を創る編」信濃毎日新聞出版部 2019年 1540円 長野県地理学会 編「地形図でたどる長野県の100年」信濃毎日新聞出版部 2020年 2750円 昭文社 旅行ガイドブック 編集部「長野のトリセツ」昭文社 2021年 1400円 市川 健夫 著 「信州学テキスト : 『日本の屋根』の風土と文化」第一企画 2012年 2514円
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【添付ファイル】 |
なし |